フィレンツェ風牛肉と野菜の煮込み（スペツァッティーノ）

【材料のカットと肉の準備】ゴロゴロした食感を残すために、肉の大きさに揃えて野菜をカット。セロリはスジを剥き、乱切りにする。インゲンはヘタを落とし半分に。ニンニクはみじん切り、ジャガイモは水に5分さらしておく。トマトはつぶしておく。肉に塩胡椒で下味をつけ、薄力粉をまぶす。
【野菜を炒める】お鍋にニンニクとオリーブオイルを入れ、タマネギとセロリの色が透明になるまで炒める。
【肉を白ワインでソテー】肉を強火のフライパンで２～3分炒めていく。白ワインと肉汁を強火で合わせてアルコールを飛ばしておく。
【煮込む】❷に❸と肉汁を全て足し、ジャガイモ、ニンジン、ブイヨン、トマト、ローズマリーを入れて弱火で60分煮込む。（圧力鍋などの場合はもっと短時間でOK）途中でインゲンを入れ塩・胡椒で味を整える。煮詰めてお鍋の水分が下がったらできあがり。
【盛り付け】少し深めのお皿に盛り付け。インゲンをのせてパセリを振ったら完成です。

所要時間

20分（＋煮込み時間60分）

　家庭によって味が異なる日本の肉じゃがと同じように、イタリアでも母の味として様々な地域で家庭に親しまれている料理の一つです。野菜は冷蔵庫の残りや家庭にあるもので大丈夫ですので気軽にトライしてみてください♪
　野菜と一緒に煮込むことで黒毛和牛の肉質や旨味がさらに引き立ちます。

　野菜と肉のサイズ感を合わせることで煮込んだあとにちょうど良い食感になります。
　水分が減るまで煮詰めていくと、凝縮された野菜の旨味とホロっとした肉のおいしさを楽しめます。