熊本に春の訪れを告げる緑の祭典「第48回JA植木まつり」が1月27日から合志市の熊本県農業公園カントリーパークで始まった。
JA植木まつりは、県内農家が生産した良質・低価格な庭園用樹木や庭園、特産物を直売する人気のイベント。県下JAとJA熊本経済連が消費者とのふれあいの場を提供することで、緑化木事業の振興・発展とJAにおける特産品づくりの振興を目的とし毎年開催している。
開会式には、行政機関やJAグループなどから関係者が出席。同連の丁道夫会長が「お客様の満足度向上を最優先に考えて生産者と消費者のふれあいの場を提供し、農業の果たす重要な役割をPRしていきたい」と挨拶。関係者らがテープカットをし、ゲートが開くと、開幕を待ちわびたていた県内外からのファンが一斉に入場した。
県内のJAから松などの庭木をはじめ、洋ラン・花苗・観葉植物などの花鉢・苗物、趣向を凝らした庭園、地域自慢の特産物などを展示即売している。期間中は、フラワーアレンジメント教室や庭木などの剪定(せんてい)教室や、毎週抽選で豪華賞品が当たるスタンプラリーなども実施する。
2月26日までの開催で、約17万人の来場を見込む。期間中は無休で入場も無料。開催時間は午前9時から午後4時。問い合わせは、JA植木まつり事務局(電)(096)242-8871