JA熊本中央会は16日、2024年度のJA戦略型中核人材育成研修「未来塾」を合志市で開講した。県内JA・連合会から12人が参加した。農業・JAの環境変化へ柔軟に対応し、JA自己改革を進めるための中核人材を育成する。
山本浩二常務は「生産コストの高騰などで、農家組合員の経営環境は厳しさを増している。役職員一人一人がJAの将来を考え、行動すべき重要な時期だ。リーダーとして、課題に取り組むことを期待する」と激励した。
研修生を代表しJA鹿本の正代雄二さんが「組合員の負託に応えるJAづくりのためしっかり学ぶ」と宣誓した。
10回の研修でマーケティングや組織マネジメントなどの経営論や論理思考などを学ぶ。来年1月に修了レポート発表会を予定している。
未来塾は環境変化に対応できる人材育成を目指し04年度に開始。20年間で286人の修了生を輩出している。