JA熊本経済連は15日、県内の子ども食堂へのスイカ贈呈式を熊本市で開いた。子ども食堂を支援する3団体に、県産の大玉スイカ合わせて100玉を贈った。
同連は、子どもたちにたくさんスイカを食べて笑顔になってほしいという思いから、2023年から子ども食堂へ贈る。24年産の県産スイカの作付面積は大玉と小玉計593ヘクタールで全国1位。出荷量は約2万1000トンを見込む。品質や食味は例年同様でおいしく仕上がっている。
丁道夫会長は「農畜産物を通じて、子どもたちの成長と地域との絆を深め、社会に貢献していきたい」と話した。
受け取った団体の代表者は「果実や野菜の旬のおいしさを子どもたちに伝え、食育にもつなげていきたい」と感謝を述べた。