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[未来を見つめる わたしの地域のSDGs](117) ホウ酸団子を学校へ JAあまくさ

2024.07.30
ホウ酸団子を受け取る花田教諭㊨

 JAあまくさでは女性が地域のリーダーになり、活躍できる場を目指した取り組みに力を入れる。同JA女性部は地域との交流のために活動に取り組む。

 同部上総支部は持続可能な開発目標(SDGs)の達成に取り組む。同支部は6月、上天草市松島町、姫戸町、龍ヶ岳町の学校や給食センターや保育園7カ所へホウ酸団子を寄贈した。

 作成したホウ酸団子は5000個、約77キロ。贈ったのは、このうち約7キロ。ホウ酸団子は持ち運びしやすいようにペットボトルキャップを使い、用途にあわせて大きさを工夫した。

 福田世美子支部長が学校給食の調理師をしていたこともあり、子どもたちへの安全・安心な給食作りの一助になればと昨年から行っている。受け取った上天草市立姫戸小学校の花田千賀教諭は「効き目は抜群。地域の方々に学校給食を支えてもらっている」と感謝を述べた。