JA阿蘇中部キュウリ部会では、2024年産夏秋キュウリの出荷最盛期を迎えた。作付面積は、1・3ヘクタールで、生産者は8人。7月中旬から県内や福岡、鹿児島へと九州管内を中心に出荷が本格的に始まっている。品種は、節成性が高く分枝性も良い「ニーナZ」や「スック」が中心。定植後は活着もスムーズで順調な生育しており、梅雨明け後にはしおれや芯焼けが散見されたが、現在は病害虫も少なく順調な出荷が続いている。
同部会は、販売数量165トン、販売金額4600万円を計画している。同JAの中部野菜センターには、各生産農家から多いときに、約100ケース(1ケース15キロ)持ち込まれており、選果選別作業に追われている。
担当指導員の江藤秀晃職員は「農家所得増に向け、現地検討会や巡回を通して収量と品質向上に取り組む。阿蘇の農産物が消費者に選ばれるものとして販売にもつなげたい」と話した。
夏秋キュウリ出荷最盛 JA阿蘇
2024.07.27