JA熊本市梨部会が栽培する「豊水」が8月中旬、出荷最盛期を迎えた。8月下旬まで日量4トンを出荷し、総出荷量40トンを見込む。
2024年産は梅雨以降に晴天が続いたことで糖度の高い梨に仕上がった。数量は平年並みで、玉肥大も良好。順調に出荷が進む。
部会は芳野の梨を身近に感じてもらうためJA管内の各支店で1袋(3キロ)を特別価格で販売を試みている。
販売担当職員は「今年もおいしく仕上がっている。今が旬の梨を食べ、季節感を感じてほしい」と話した。
部会では21人が約8ヘクタールで作付けする。初出荷は8月上旬。初選果日には西区の芳野選果場に約2トンを持ち込み、九州、関東中心に出荷した。