熊本の農畜産物

極早生温州ミカン「肥のあかり」出荷スタート JAたまな

2024.09.13
「肥のあかり」の品質を確認する従業員

 JAたまな管内で13日、極早生温州ミカン「肥のあかり」の出荷が始まった。品質は良好。初出荷では50トンを関東・関西・東北に出荷した。9月末まで900トンを目指す。

 JA中央みかん選果場では、従業員が傷の有無や焼け果などの品質を確認。光センサーを備えた選果機で糖度と酸度を測り、選果や箱詰めをしている。

 指導販売担当者は「糖度が高く仕上がっている。多くの人に食べてほしい」と話した。柑橘(かんきつ)部会では、部会員380人が栽培。温州ミカンは極早生、早生、中生、普通と続き、中晩かんまで品種リレー出荷を行う。本年度はかんきつ類で1万520トンを計画する。