JAたまな管内では、栗の出荷が最盛期を迎えている。猛暑による乾燥でやや小玉傾向だが、品質は良好。名古屋を中心に出荷し、10月上旬まで続く。
栗部会では生産者約300人が「丹沢」「利平」などを栽培。出荷数量50トンを目指す。
和水町のJA春富選果場では、各地区の集荷所で集めた栗を従業員が手作業で、皮の堅さなどを確認。未熟果や腐敗果を取り除き、選果機で大きさごとに分け、箱詰めして出荷する。
JA指導販売担当者は「今年は猛暑で栽培環境は厳しいが、生産者が大切に育てた栗を多くの人に味わってもらいたい」と話した。