JAあしきた管内で9月中旬から2024年産米の収穫が始まった。管内では「ヒノヒカリ」や「くまさんの輝き」などの品種を中心に556ヘクタールを栽培する。特に標高150メートル以上の山地で清流と寒暖差を生かし、厳しい栽培基準で育てた米は特別栽培米「大関米」のブランドで出荷する。新米の販売は10月上旬に始まる見込みだ。
水俣市久木野地区で水稲3ヘクタールを栽培し、育苗や農作業受託を手掛ける集落営農組織「株式会社まるごと農場」代表の吉井和久さんは「今年は台風被害も少なく天候に恵まれ、品質の良いお米ができた」と話す。