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情報伝達を効率化へチャットツール導入 JA菊池

2024.10.04
アプリの説明を受ける部会員ら。左はファームアライアンスの社員

 JA菊池アスパラガス部会は10月上旬、農業専用チャットツール「ファームチャット」を導入した。部会行事の案内や栽培管理資料等をデータで送信し、ペーパーレスを図りながら、部会内における情報伝達を効率化する。

 9月中旬、菊池市のJA農業総合情報センターで説明会を開き、部会員、関係者ら15人が参加した。参加者らが自身のスマートフォンで操作して、使い方を学んだ。ファームチャットでは、チャット機能の他、主要な市場の市況や値動きがリアルタイムで確認できる。

 山田浩晶部会長は「ファームチャットでは資料や画像が一定期間過ぎても削除されることがなく、後日見返すこともできる」と便利さを感じていた。

 営農部園芸課の後藤真智係長は「情報は迅速な共有が大事。そのために有効なツールは積極的に取り入れていくことがより良い産地づくりにもつながる」と話した。