JAあまくさ女性部牛深総支部は9月下旬、管内の福祉施設や学校給食センターなど26カ所へ手作りの廃油せっけん100個を贈った。部員らが家庭で使い古した食用油を再利用できないかと話し合ったことをきっかけに、本年で4年目の取り組みとなる。
廃油せっけんは、廃油とカセイソーダと水を合わせて、約2週間干して固めたもの。その後、丁寧にラッピングして、女性部が持続可能な開発目標(SDGs)推進に向けたメッセージカードを同封した。
井上初子総支部長は「廃油せっけんを毎年楽しみに受け取ってもらって私たちも意欲が湧いてくる。部員同士でSDGsの学習を進めており、活動をきっかけに地域の方にSDGsに関心を持ってもらえればうれしい」と話した。同部では高齢者支援としてお弁当の配布や、地域活性化に向けたひな人形展を開くなど、SDGs活動に力を入れている。