JA菊池柿部会は7日、菊池市のJA北営農センターで柿「太秋」の目ならし会を開いた。出荷本番を前に、出荷規格の徹底で有利販売につなげようと意志統一を図った。生産者は集出荷基準や出荷計画などの説明を受け、しっかりと確かめた。
今年産は猛暑よるヤケ、降雨不足による乾燥、カメムシなどの害虫の発生など、厳しい環境の影響で果実の生理落下が増え、出荷も1週間ほど遅れている。本格出荷は20日から11月下旬までを見込む。
藤井和也部会長は「果実のなりは少ないが、残った柿の様子をしっかり観察して、適期に収穫し大切に出荷したい。糖度は乗り、品質は良好。部会員一丸となって少しでも有利販売が出来るよう努めたい」と話した。
生産者は、収穫をしながら次年度に向けての柿木の管理にも注意を払う。