JA熊本うき管内で、2024年産秋冬メロンの出荷が始まった。宇城市のJA熊本経済連第二園芸集送センターでは10月中旬、151ケース(1ケース8キログラム)を選果。12月下旬まで関東や関西、東北を中心に総出荷量約6万3000ケースを見込む。
管内生産戸数は59戸で、作付け面積は19・2ヘクタール。24年産は高温乾燥で生育に乱れもあったが、台風被害もなく糖度も十分に仕上がっている。
営農指導部園芸三課の辻貴之課長は「難しい栽培環境が続くが、無事に出荷を迎えられた。生産者と協力し、高品質なメロンが出荷できるように努めたい」と話した。
出荷が始まった秋冬メロンの品種は「アールス」で、「アンデス」「レノン」が続き、11月中旬からJAプライベートブランドメロン「オレンジハート」の出荷も始まる。