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畝作りの「技」を競う 水田深耕畝立競技大会開催 JAやつしろ

2024.11.03
優勝した郡築11番チーム

 JAやつしろ青壮年部は10月中旬、トラクターの操作技術を競う「水田深耕畝立競技大会」を八代市郡築8番町の圃場(ほじょう)で開いた。6チームが出場し、郡築11番チームが優勝した。

 競技は、開始の合図とともにロータリーの爪と培土板を取り付け、エンジンを始動し畝立てを行う。採点基準は「機械操作・管理」「作業の姿勢」「畦(あぜ)型・直進性・作溝の良否」で審査する。

 同部郡築支部の高波博載支部長は「どの支部もしっかりとした畝立ができ、すばらしい戦いだった。今後とも操作技術を向上させ、日頃の農作業に活かしてほしい」と語った。

 この競技大会は、県内唯一のトラクターの競技大会。農業機械の正しい操作技術を身につけ、事故防止や後継者育成を目的に1979年から毎年行われている。また、同市郡築神社秋季例祭の奉納行事も兼ねており、地元の関心も高く多くの人が応援に駆け付けた。