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農家の思い学ぶ体験実習 JAくま

2024.11.30
荒川さんの指導で支柱を立てる富樫さん㊧

 JAくまは2024年度に入組した職員を対象に農家実習を行った。11月に入ってから、職員9人が4班に分かれ、イチゴやカボチャ、スナップエンドウなどを栽培する管内4戸の農家で、それぞれ2日間の実習に励んだ。職員実習先では農作物の定植や収穫、ハウスのビニール張りなどを手伝った。

 同JAグリーン下球磨の富樫永斗さん(18)は、相良村で主にイチゴを栽培する荒川隆司さんから指導を受け、イチゴの苗の支柱立てや、ハウスのビニール張りをした。荒川さんは「農家に寄り添える職員になって欲しい」と期待を寄せ、富樫さんは「作物を作る大変さを実感できた。貴重な経験を生かし、組合員に信頼されるような職員を目指していきたい」と感想を述べた。