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JA菊池管内ではサツマイモが出荷最盛期を迎えている。大津町にあるJA南営農センターでは、広島を中心に、中国、九州へ日量約10トンを出荷する。品種は「ほりだし君」(高系14号)と「べにはるか」。出荷は6月まで続き、出荷量1650トンを見込む。
生産者は貯蔵していたサツマイモを洗浄、調整と選別をして5キロ箱に詰めて出荷する。サツマイモは専用の貯蔵庫で温度や湿度を適温に保つことで甘味が増していく。JA担当の西淳史指導員は「これからの時期が特においしく食べられるので、多くの人に味わってほしい」と話した。
JA甘藷(かんしょ)部会では大津町を中心に、29戸が66ヘクタールで栽培している。部会出荷のサツマイモはJA農産物市場「大津とれたて市場」でも販売。集荷場では地方発送にも対応しており、県内外の知人や友人への贈答用としても喜ばれている。