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JA熊本うき茄子(なす)専門部会は4日、JA本所の調理室でJA管内で栽培するナス「PC筑陽」を利用した料理レシピの講習会を開いた。他県での販売促進会を前に、宇城産ナスの魅力的なレシピを考案し、消費地での販促へとつなげる。
講習会には、生産者やJA関係者合わせて13人が参加。JA熊本中央会JA総合支援部の職員が考案した「揚げナスと季節野菜のマリネ」「ラタトゥイユ」「ナスのゼリー」など料理10品を調理した。メニューは手軽に作れるよう身近にある食材を多く使用。栄養バランスも重視し、多くの野菜がとれるよう工夫を凝らした。
レシピは消費地での販売促進会で配布するほか、4月17日の「よいナスの日」に向けた販促として直売所や交流サイト(SNS)などでも活用し、食味に優れる宇城産のナスをPRする。
ナスの営農指導を担当する園芸二課の山下圭馬主任は「ナスのおいしい食べ方を多方面に発信していくことで、販売促進へとつなげたい」と話した。