
JAグループ熊本は県立熊本農業高校など県内7校に農業用機材を贈った。13日、熊本市のJA熊本県会館で開いた贈呈式には県教育庁、各校の校長・副校長、農場長、生徒ら22人が出席。JA熊本中央会の宮本隆幸会長とJA共済連熊本の橋本明博本部長が、目録を手渡した。
JAグループ熊本は、将来の県農業を担う次世代育成策の一環として、県内の農業高校を支援する。本年度もJA共済連熊本の地域・農業活性化積立金を活用し、農業用機材の導入を支援した。今回はコンバインやトラクター、田植え機、リモコン草刈機など、7校に計15点を贈った。
宮本会長は「機材を大いに活用して、次代の農業を担う人材として活躍することを期待する」とあいさつ。
熊本農業高校の田畑淳一校長は「教育に幅広く活用できる。地域農業の振興へ、今後も支援をお願いしたい」と述べた。
同校農業経済課2年の村上雫さんは「最新の農機に触れ、体験することでより深く学べる。農業の魅力を地域に発信し、多くの人に興味を持ってもらえるよう、有効に活用したい」と話した。