ＪＡ熊本うき管内の下東地区で、ハウス栽培の桃の花が見頃を迎えている。ビニールハウス内では、薄いピンクの花々が一面に広がり、春の香りを漂わせている。

　管内で栽培する主な品種は「ちよひめ」「はなよめ」「さくひめ」「日川白鳳」。ＪＡハウス桃部会の生産者５人が、約５０アールで栽培している。

　今年は休眠期の低温時間が十分に確保されたことで、生育は良好。生産者は５月以降の収穫期に向けて管理作業に励んでいる。

　豊野町でハウス桃を栽培する小田直之部会長は「今年は順調に成長している。高品質な桃を出荷できるよう、部会一同で頑張りたい」と笑顔を見せた。