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春芽アスパラガスの出荷開始 JAやつしろ

2025.03.25
丁寧に選果されるアスパラガス

 JAやつしろ管内で、春芽アスパラガスの出荷が始まっている。管内では今季、40戸が約11ヘクタールで栽培。総出荷量は約274トン(前年比95パーセント)を計画する。販売高は3億4000万円(同100パーセント)を目指す。

 八代市のJA総合青果物センターでは、生産者が持ち込んだアスパラガスを約5度の冷蔵室に運び、選果した後、5キロ入り発泡スチロール箱に入れて出荷する。県内、関東の市場を中心に10月下旬まで出荷が続く。

 アスパラ機械利用組合の辻本文明組合長は「寒波で例年より一週間ほど出荷が遅れた。毎年土壌分析を行い、味にこだわって栽培している。ミネラル分を多く含んだ品質の良い物が出荷されている。ぜひ食べてほしい」と話した。