ＪＡたまなは３月上旬、第１２回きらめきフォトコンテストの審査会を玉名市のＪＡ本所で開いた。最優秀賞のＪＡたまな賞に、一瀬隆翔さんの「神楽」を選んだ。

　コンテストは、未来に伝え残したい農業や伝統などへの地域意識向上のため毎年開く。

　審査員にはカメラマンの長野良市さんを招き、応募４７９点から最優秀のＪＡたまな賞１点、きらめき賞５点、入選１０点を決めた。表彰式は４月に行う予定。優秀作品はホームページへの掲載や各支所、事業所に展示する。

　橋本明利会長は「フォトコンテストは国消国産などを伝える大切な取り組みの一つ。今後も続けていきたい」と話した。

　長野さんは「写真の技術は年々進化し、良い作品が増えている。中でも最優秀賞は伝統文化を継承していく思いが伝わるものだった」と講評した。