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レイシ選果スタート JA熊本市

2025.04.24
レイシを選果する作業員

 JA熊本市で4月上旬、ハウス栽培のレイシ(ニガウリ=ゴーヤー)の選果が始まった。品種は「えらぶ」。初選果日は選果施設に300ケース(1ケース3キロ)が出そろい関東、関西、中部を中心に出荷した。5月上旬に出荷最盛期を迎え、6月末まで続く。最盛期には日量1500~2000ケースまで増える見込みだ。

 2025年産は3月に入っても気温があまり上がらず生育に遅れが見られる。だが大きさ、品質は申し分ない仕上がりだ。今後、気温の上昇とともに生育遅れを取り戻す見込み。5月8日の「ゴーヤの日」に向けて、収量増加が期待される。

 JA熊本市レイシ部会は、23戸が5.6ヘクタールで栽培。部会で定めた出荷規格にのっとり、家庭選別を徹底する。総出荷量7万7000ケース、販売金額1億3000万円を目指す。

 販売担当者は「レイシにはビタミンCが豊富に含まれ、疲労回復効果が期待できる。栄養満点で今が旬のレイシをたくさん食べてほしい」と話した。