熊本県農協青壮年部協議会の石本勝也委員長は8日、熊本県立農業大学校(合志市)の後藤雅彦校長へ、家の光協会が発行する総合雑誌「地上」を贈った。農業大学校の全学生分にあたる176部を用意。贈呈は2014年から毎年続けている。農業大学校の学生に「地上」を読んでもらい、農業の魅力やJAの青壮年部活動への理解を深めてもらう狙いだ。
「地上」11月号では、JA青年組織の基盤強化や組織活動の活性化につなげるための「JA青年組織応援企画」や、別冊付録「『国消国産』を伝えるためのハンドブック」を取り上げている。石本委員長は「『地上』を活用し、農業への関心を深め、学生が就農するきっかけにしてほしい。」と語った。
後藤校長は長年の贈呈に感謝を述べ「学生には常に、農業は1人ではできないことを伝えている。熊本の農業を支え、農業に関わる社会人になってほしいという思いを持ち教育をしていく。」と話した。