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デコポンリーダー研修会開催 JA熊本果実連

2024.08.12
園地で説明を聞く参加者ら

 JA熊本果実連は8月上旬、施設・露地デコポンリーダー研修会を宇城市内で開いた。産地リーダーや行政、JA関係者ら約60人が参加し、高品質な熊本デコポンの生産を学んだ。

 宇城市不知火町の浜田正一さん(露地)と辛川登さん(施設)の園地を視察。参加者は優良園地の様子を熱心に確認した。

 JA熊本うき本所で開かれた研修会では、JA熊本果実連がデコポンの販売実績や生産対策を報告した。熊本県農業研究センター果樹研究所の坂西英室長が、温暖化に対応した基本管理の重要性について説明。参加者からは、貯蔵庫の冷房施設導入費用や、ジベレリンの使用方法について活発に意見が交わされた。

 熊本県果樹研究会の福山睦男中晩柑(かん)部長(JAあしきた)は「研修会を通して学んだことを24年産に生かし、生産量を増やして熊本デコポンのブランドを守ってほしい」とあいさつした。