ＪＡグループ熊本は７月下旬の２日間、第６０回農機自動車大展示会を益城町のグランメッセ熊本で開いた。２日間の来場者数は7,390人（前年比１７・７％増）。販売実績２１億１６１１万円（同８・５％増）となった。今年のテーマは「農業を未来へつなぐ」。低コスト農業機械やスマート農業関連の最新農業機械などを展示・提案した。ロボット農機やドローンなどＧＰＳ（衛星利用測位システム）やＧＮＳＳ（全地球衛星測位システム）を搭載したスマート農業技術や、ＪＡグループが取り組む低コストの「共同購入コンバイン」に特に注目が集まった。

　６０回の節目としてミニトマトすくいやステージイベントなども行い、親子連れに好評だった。

　熊本経済連農業機械課の担当者は「生産コスト低減や生産性向上など、今の農業に求められる機械や資材を提案できた。今後も労働力不足などさまざまな課題解決に取り組みたい」と話した。