ＪＡ熊本経済連は１月下旬、八代市の日奈久中学校で食育授業を開いた。「熊本のいちごの魅力を知ろう！」をテーマに、熊本経済連担当者と生産者がイチゴの栽培から流通やおいしいイチゴの見分け方などを授業した。同校の１年生１４人が出席した。

　ＪＡやつしろ昭和いちご部会の山下辰巳副部会長が、「生産者の１日」と題して栽培で大変なことや心がけていることなどを話した。「この時期に出回る、先が広がった大きなイチゴが甘くておいしい」と実物を見せながら説明し、生徒たちは熱心に聞いていた。熊本経済連の職員は、県オリジナル品種「ゆうべに」や県内で栽培されている品種の特徴などを講義した。

　「ゆうべに」を試食した生徒たちは「大きくてびっくり！とても甘くておいしい」と笑顔で話した。