JA阿蘇青壮年部高森支部と高森フレッシュミズは8月中旬、高森町立高森東学園義務教育学校の児童らに教育活動の一環として、ちゃぐりんフェスタを開いた。コロナ禍のため今回は小規模開催としたが、開始以降10年を超える取り組みだ。
今回は持続可能な開発目標(SDGs)に着目した体験型の企画を行った。タマネギの皮を使ったハンカチ染めや、着なくなったTシャツを使ったエコバック作りを通じて、廃棄されるものを再利用する体験をした他、SDGsにちなんだ紙芝居やカルタ遊びを通じて理解を深めた。
SDGsの実現に近づく教育を行うことで学習支援として役立ち、資源保全にも繋げる今回の取り組みはSDGsの4「質の高い教育をみんなに」に関連する。
参加した児童からは「楽しかったので来年も参加したい」と話していた。JA青壮年部担当の園田真治さんは「ちゃぐりんフェスタはこれまでモデル的に開いてきた。開催拠点を広げて地域の農業や暮らしについての学びの場として継続していきたい」と話した。