JAくま管内で、秋作トルコギキョウの出荷が始まっている。2023年産秋作トルコギキョウは7戸が約1㌶で栽培。白や青、ピンク系を中心に約24万本(前年比約152%)の出荷を計画する。出荷は11月下旬~12月上旬にピークを迎え、12月中旬まで続く。
猛暑でハウス内は高温乾燥状態となりチップバーン(葉先枯れ)が発生した。微小害虫の発生も多く、定期的な防除や水、温度管理を徹底した。
JAトルコギキョウ専門部会は「2024年問題」に、市場や運送会社の意見を聞きながら検討している。課題として出荷規格の簡素化や出荷資材の変更など3点を洗い出した。出荷資材は現在の段ボールからバケットにした場合のメリットなどを協議。今作から課題解決を図る。
JA担当者は「春先に向け、見直せる部分から取り組みたい。まずは部会内で出荷要領を話し合い、体制を整えたい」と話す。