JAやつしろでは、ブランド「はちべえトマト」の出荷が、管内4か所の選果場で順調に続いている。10月から始まり、12月下旬までに約4100トンが持ち込まれて関東や関西の市場へ出荷された。今シーズンは総出荷量約2万1000トンを計画する。
トマト選果場利用組合の東家誠也組合長は「高単価でのスタートとなった。今後も販売環境を維持し、例年並みの出荷数量を目指したい」と話した。
同JA営農部施設園芸課の佐々木勉さんは「経済活動の再開と、訪日外国人などによって外食向けの出荷が順調だ。市場と連携し、積極的に販売したい」と話した。
八代地方はトマト出荷量日本一を誇る。「はちべえトマト」は八代平野の「八」と「平」を取り名付けた。