JA菊池イチゴ部会が、食味を重視して作り上げた自信作「糖蜜使用のこだわりいちご」の出荷が順調だ。品種は「ひのしずく」。30グラム以上の大玉イチゴで、完着のものだけを詰める。21、24、30玉入りなどがある。こだわりを追求する生産者26戸が日量平均300箱を出荷する。
他のイチゴと差別化し、黒色の箱を使い、イチゴは一個ずつフルーツキャップでくるむ。
主に関東・関西地方の大手デパートの店頭に贈答用として並ぶ。JAタウンでの通販や、輸出する香港、台湾でも人気商品となっている。
古閑信一部会長は「品質良好で、味もいい。品質重視で大きくて美味しいイチゴを提供していく。年明けに出荷量も増え、玉太りもいい」と話す。
JAイチゴ担当の矢野博之指導員は「海外でのファンも増え、輸出も増やしていきたい」と話した。
地元の人にも味わってほしいと、JA直営のまんまキッチンでも大玉6個入りを販売する。