熊本の農畜産物

ハウスきんかん「夢小町」出荷最盛期 JA鹿本

2024.02.06
キンカン「夢小町」を収穫する有働部会長

 JA鹿本管内では、丸かじりキンカン「夢小町」の出荷がピークを迎えた。県内有数の出荷量を誇るJAのキンカンは、ハウスし、皮が薄く、平均糖度18度以上のこくのある甘さが特徴。3月上旬まで主に東京、福岡、熊本へ出荷が続く予定。2024年度は、総出荷量30トンを見込む。

 1月下旬、山鹿市鹿央町にあるJA熊本経済連第一園芸集送センター鹿央選果場では、計1403キロを作業員が検品し、出荷した。

 JAハウスきんかん部会の有働美明部会長は「高温・少雨の影響でやや小玉傾向だが、糖度が高く美味しいキンカンに仕上がっている。皮に近い実の部分が一番甘い。ぜひそのままかじって食べてほしい」と話した。

 夢小町は2月中旬までJA直売所「ファーマーズマーケット夢大地館」やオンラインストアなどで販売予定。