ＪＡ菊池西瓜（すいか）部会では１月下旬から小玉スイカの出荷が始まった。品種は「ひとりじめ７ＥＸ」。初出荷日は８０ケース（１ケース５、６個中心）を関東方面へ出荷した。

　出荷前の査定会で、同部会の本田稔さんは「スイカが大きくなる１２月２０日頃に寒い日が続いたが、年末年始は天候に恵まれて品質、食味ともに良くなり安心した」と話した。

　同部会の小玉スイカの生産者は３０戸で、１３ヘクタールを栽培する。同部会の三山耕一部会長は「玉太り、色つやも良く、糖度も十分乗った美味しいスイカができている。こたつに入りながら今からが旬の甘い小玉スイカを食べてもらいたい」と笑顔を見せた。

　ＪＡでスイカを担当する山野邦彦さんは「生産者の努力で糖度が乗った小玉スイカができている。今後も気温の上昇とともに品質も向上し、出荷量も増えていく」と話した。

　小玉スイカは５月から「ひとりじめＢｏｎＢｏｎリッチ」を出荷予定。大玉スイカは３月中旬より出荷予定だ。