JA熊本市芳野筍(たけのこ)部会は1月下旬、タケノコの初出荷を迎えた。品種は「モウソウチク」。22ケース(1ケース2キロ)を地元市場へ初出荷した。4月の出荷最盛期には日量3トンまで増え、4月下旬まで続く。総出荷量40トンを目指す。
2024年産は昨年より収量が少なくなる見込みだが、暖冬の影響で生育は前進している。イノシシの被害が多少あったが、平年並みの品質で良好なものができている。
部会では27戸が栽培。JA熊本経済連の規定に則り、3S~3Lを2キロ、4キロ、10キロの箱に選別して出荷する。
内田一臣部会長は「新鮮なタケノコを食べて四季の旬をしっかり感じてほしい」と話した。