JAたまな管内で2月中旬、露地デコポンの選果が始まった。品質は良好で、糖度と酸度のバランスも良い。主に東北や関東、関西へ出荷し、4月上旬までに630トンを見込む。
露地デコポンは12月に収穫され、一定期間貯蔵した後、JA選果場へ持ち込まれる。
中央みかん選果場では生産者が持ち込んだデコポンを、従業員が手作業で1玉ずつ傷の有無などを確認。光センサーで糖度と酸度を測り、基準値以上のものを「デコポン」として箱詰めしている。
指導販売担当者は「今年もおいしい露地デコポンができている。多くの人に食べてもらいたい」と話した。