熊本の農畜産物

小学生がシイタケの駒打ちを体験 JA阿蘇

2024.03.01
駒打ち体験で原木に穴をあける児童

 JA阿蘇小国郷生しいたけ部会は2月中旬、町立小国小学校3年生にシイタケの駒打ち体験学習を行った。小国地区は県内有数の生シイタケ産地であることを紹介し、栽培から消費者の手元に届く流れを解説した。

 長さ1メートルに切り分けた直径15センチのクヌギの原木を用意し、1本に約40カ所の穴を開けた。児童は部会員と一緒に原木を運び、丁寧に種駒を打ち込んだ。

 部会の松野英一部会長は「特産物について知ってもらう機会になった。恒例行事となるよう、今後も栽培を頑張りたい」と話した。

 児童は「原木を運ぶのは大変だったが、駒打ちが楽しかった。将来、シイタケ農家になりたい」などと感想を語った。