熊本の農畜産物

アスパラガス春芽 選果開始 JAやつしろ

2024.03.03
丁寧に選果されるアスパラガス

 JAやつしろ管内で2月上旬、春芽アスパラガスの選果が始まった。八代市のJAやつしろ総合青果物センターでは、ミネラルアスパラ機械利用組合の生産者が持ち込んだ春芽を選果し、5キロ箱に入れて出荷している。

 JAでは今シーズン、生産者40戸、総作付面積約12ヘクタール、総出荷量約290トン(前年比103%)を計画する。県内のほか、関東市場を中心に10月下旬まで出荷。販売高3億4000万円(同103%)を目指す。

 利用組合の辻本文明組合長は「暖冬の影響で黄化が鈍く心配したが、平年並みの出荷を開始出来できた。毎年土壌分析を行い、味にこだわり栽培している。ミネラル分を多く含んだ品質の良い物が出荷されている。せひ食べてほしい」と話した。