JAくま管内で、ハウス栽培の春作ズッキーニの出荷が進む。3月中旬には1日に約300箱(1箱2キロ入り)が関東中心に各地へ出荷した。
JA管内では生産者約70戸が、約800アールで栽培する。品種は主に「KZ―Ⅱ」「モスグリーンV」。
今年産は、高温の影響で生育が平年に比べて1週間程度早く、12月下旬からハウス栽培の定植が始まった。JAズッキーニ部会は2月、管内3カ所で現地講習会を開き、定植後の生育状況を確認した。
豊福正光部会長は「今年産の出荷がスタートし、高単価での取引で推移している。防除や水管理を徹底し、1箱でも多く出荷してほしい」と呼び掛けた。
露地栽培での定植は3月下旬から始まる。部会は春作、秋作を合わせ総販売高1億5000万円を目指す。