熊本の農畜産物

春メロン初出荷 選果基準を徹底 JA熊本うき

2024.04.06
選果されるメロン「アンデス」

 JA熊本うき管内で、2024年産春メロンの出荷が始まった。糖度の乗りも良く、上々の仕上がり。7月下旬まで約26万ケース(5キロ、8キロ中心)の出荷を見込む。

 JA熊本経済連第2園芸集送センターでは、選果前に作業員の目ならし会を実施。選果基準を確認し、適切な品質での出荷に努める。3月中旬の初日は「アンデス」485ケース(1ケース5キロ)を関東中心に出荷した。

 営農指導部園芸三課の辻貴之課長は「冬場の天候には悩まされたが、十分な糖度で出荷を迎えた。シーズンを通した安定出荷ができるよう、指導に努めたい」と話す。

 JA管内は県内有数のメロン産地。「アンデス」から始まり「クインシー」JAプライベートブランド「オレンジハート」に「アールス」「肥後グリーン」と続く。157戸の生産者が約47ヘクタールで栽培している。