JA本渡五和管内で加工用タケノコの出荷が始まった。2月まで平年より気温が高い日が続いて生育が進んだが、3月の寒の戻りで生育が止まり平年並みに戻ったことで、順調に収穫時期を迎えた。
3月下旬に開いた出荷会議では、JA園芸部タケノコ部員ら20人が参加。収穫時の注意点や選別基準の徹底を呼びかけた。
天草市本渡町の松本太一さんの園地では、12月の早堀りから加工用まで収穫を続ける。松本さんは、唐ぐわで周りを掘った後、のこぎりで根元を切り、土の中からタケノコを掘り出した。
管内産のタケノコは青果で3月まで関東、関西へ出荷。4月は加工用として県内の加工業者へ出荷される。