JAたまな管内で3月下旬、かんきつ「河内晩柑(かん)」の出荷が始まった。2024年産はやや小玉傾向だが、果実外観も良好で高品質に仕上がっている。出荷は主に関西や関東へ4月下旬まで続き、数量は350トンを計画する。
「河内晩柑」は見た目がグレープフルーツに似ているが、苦みは少なくさっぱりとした甘みがある。
JA中央みかん選果場では、従業員が品質や傷の有無などを手作業で確認。光センサーで糖度や酸度を測った後、出荷している。
指導販売担当者は「今年もおいしい河内晩柑ができている。多くの人に食べてほしい」と話した。