JAくま管内で春メロンの出荷が始まった。管内産が集まる同JA上球磨選果場では、生産者が持ち込んだメロンの香りが漂い、春の到来を感じさせている。
8日、「プリンスメロン」を選果した。従業員が目ならしを行い基準を確認。L・2L中心に160ケース(4キロ箱)を関東へ出荷した。
担当者は「生育管理に苦労した時期もあったが、生産者の努力でこの日を迎えられた。全体的に仕上がりも良く、今後は市場と情報を共有し販売強化に努めたい」と話した。
今後、主力「アンデス」を中心に「ホームラン」も出荷が始まり、5月連休前にピークを迎える見込み。JAメロン部会は10アール当たり販売金額170万円、総販売金額4億円を目標に設定。高品質なメロン生産を進める。