JA熊本うき管内で春レイシ(ニガウリ=ゴーヤー)の出荷が本格化している。宇城市にあるJA熊本経済連の第二園芸集送センターでは、連日選果をスタート。8月上旬まで、総出荷計画142トンを目指す。
2024年産は2、3月の天候不順もあり、鈍い出だしだが、気温の上昇と共に出荷量も増加。生産者は天候に合わせた適切な管理作業に励む。管内で栽培されるレイシは高い品質で知られ、市場からの引き合いも強い。
生産者12戸が約2・3ヘクタールで栽培。関東や関西を中心に出荷する。レイシ専門部会の林恭生部会長は「宇城産のレイシは苦味が少なく食べやすい。おいしいレイシを食べてほしい」と話した。