熊本の農畜産物

レイシ「えらぶ」栄養満点 JA熊本市

2024.05.02
レイシを選果する作業員

 JA熊本市管内で4月上旬、ハウス栽培のレイシ(ニガウリ=ゴーヤー)の選果が始まった。品種は「えらぶ」。5月上旬に出荷最盛期を迎え、6月末まで続く。最盛期は日量1500~2000ケース(1ケース3キロ)まで増える見込み。総出荷量9万3000ケース、販売金額1億4500万円を目指す。

 3月に気温があまり上がらず生育に遅れが見られるが、今後気温の上昇とともに取り戻し、5月8日の「ゴーヤの日」に向けて収量増加が期待できる。

 JAレイシ部会では25戸が約6・5ヘクタールで栽培する。部会で定めた規格にのっとり、家庭選別を徹底する。

 販売担当者は「大きさ、品質とも申し分ない仕上がり。栄養満点のレイシをたくさん食べてほしい」と話す。