JAくま管内で春メロン「プリンス」「ホームラン」「アンデス」の出荷最盛期を迎えた。交配期以降の天候不順や朝晩の冷え込みで、昨年よりやや小玉傾向だが、糖度は14以上と例年並みで品質も良く仕上がった。
JAメロン部会では今年、121戸で「アンデス」約20ヘクタール、「プリンス」約1ヘクタール、「ホームラン」約0・5ヘクタールを栽培する。
4月中旬に出荷セレモニーを開き、部会役員や役職員、関係機関担当者らが参加した。荒川修一部会長が運送会社のドライバーに花束とメロンを手渡した。テープカットの後、参加者らに見送られトラックが出発した。JA上球磨選果場ではこの日、3品種計約1600ケース(4、5キロ箱)を関東、関西、中京に出荷した。
荒川部会長は「いよいよ春メロンの出荷が本格的に始まる。今年も無事、消費者の元へ届けたい」と語った。