熊本の農畜産物

ジャガイモ出荷本番 JAあまくさ

2024.05.07
ジャガイモを確認する部会員

 JAあまくさ西支所園芸部会は4月中旬、管内の大江集荷所で出荷査定会を開いた。出荷本番を前に、2024年度産のジャガイモ出荷規格や今後の管理について協議した。査定会では天草町大江地区の15戸の生産者が「メークイン」「ニシユタカ」の生育状況の確認や現物査定を行った。

 今年は2月の気温が高く、生育は順調に進んだが、一部の圃場(ほじょう)では3月の強風で生育不良が見られた。その後、天候の回復と生産者の努力により収穫時には肥大し、例年並みに育った。

 木本孝部会長は「大江地区の圃場は西向きで日当たりも良く、赤土と砂壌土でおいしいジャガイモができる。皆さんに味わってほしい」と話した。

 同部会は主に関西方面へ1万ケース(1ケース10キロ)の出荷を計画している。5月上旬ごろに出荷のピークを迎え、出荷は5月末までを予定している。