JAあまくさで、2023年産「デコポンPプラス」の出荷が順調だ。天草市のJA統合(みかん)選果場では、4月中旬から日量8トンを選果し関東や甲信越地方へ出荷している。
「デコポンPプラス」は、1月の露地デコポン予備検査で糖度・クエン酸の数値が基準に満たないものを通常より鮮度保持効果が高い保持袋「Pプラス」を用いて長期保存したもの。生産者の単価確保、長期販売で所得向上を目指す。
23年産は高温により成熟が早く糖度が高い。食味は良好だ。県統一単価で順調に推移している。数量も昨年より2、3割多い予想。出荷は5月中旬まで。280トンの出荷を計画している。