JA菊池管内でスイカの出荷が最盛期を迎えた。日量で大玉6000玉、小玉3000玉を関東・関西方面へ出荷する。品種は大玉が「春のだんらんRV」、小玉が「ひとりじめ7EX」。5月から小玉スイカ「ひとりじめBonBonリッチ」の出荷も始まる。出荷はいずれも6月下旬まで続く。
生育は順調で、品質良好だ。部会では交配の目印に色毛糸を使う方法を進めており、内容の均一化、秀品率も向上し、市場でも好評だ。合志市にあるスイカ選果施設では、糖度、外観などを自動判定。等級ごとに選別し、箱詰めする。自動倉庫システムによって、市場のニーズに合わせて正確に配送している。
JAでスイカを担当する山野邦彦さんは「販売も順調。消費地との連携に力を入れ、有利販売につなげている」と話した。
大玉スイカは55戸で71ヘクタール、小玉スイカは31戸で13ヘクタールを栽培する。