JA熊本市東部ピーマン部会では、「エースピーマン」の出荷が最盛期を迎えた。4月下旬時点で、東部支店の集荷場に約250コンテナ(1コンテナ約12キロ)が持ち込まれた。7月上旬まで続き総出荷量400トン、販売金額1億5000万円を目指す。2024年産は長雨による日照不足で花落ちが発生したが、品質は良好なピーマンに仕上がっている。高単価で推移し、例年並みの収量を見込む。
部会では15人が4ヘクタールで栽培。全部会員が害虫の天敵「スワルスキーカブリダニ」を導入し、減農薬と高品質栽培に努める。
桝田大介部会長は「安全・安心なエースピーマンの栽培を目標に部会一丸となり管理を徹底している。高品質なピーマンを消費者に届けるため、出荷終了まで力を合わせて取り組む」と話した。