玉東町特産のスモモ「ハニーローザ」の出荷が5月下旬に始まった。生育は順調で、着色も良い仕上がり。同町は日本一の生産量を誇る。県内を中心に6月下旬まで出荷する。
JAたまなスモモ部会では16人が、出荷数量12トン(ハウス11トン、露地1トン)を目指す。
「ハニーローザ」は糖度が高く、栽培が難しい品種。収穫時期が10日ほどと短かく「幻のスモモ」と呼ばれる。
毎年6月上旬に開く収穫祭には、県外からも参加者が訪れる人気の果実だ。
JAの各集荷所では、1パックごとに着色や傷の有無などを確認して出荷する。
指導担当者は「良いハニーローザができている。この時期しか食べられない旬の味覚を味わってほしい」と話した。